享保大判

大判。。。。
金の大判です。ステキですね。これは展示場3階に展示している享保大判です。

享保10年(1725年)〜天保8年(1837年)新井白石や徳川家8代将軍 吉宗が活躍した正徳・享保の改革で発行された大判です。きっとどこかのタイミングで吉宗も触ったのではないかと、期待(妄想)しています。8515枚発行されたそのうちの1枚です。


元禄の改鋳で純度を落とした大判を、慶長大判の品質まで戻した良質の大判で、 
重さは165.5gありました。これは、拾両=十両=44匁=165gの重さの事です。
金と銀の比率は、Au:Ag=67.632.4 となっています。

後藤というのは、この大判を管理していた後藤家の名字になります。豊臣秀吉が大判を作った時に、この後藤家が大判作りの責任者となったのです。

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